父と娘の絆を描いた感動的なドラマ映画「恋人たちの食卓」(1994年)から、スキャンダラスなテーマを取り上げた「ブロークバック・マウンテン」(2005年)に、「ラスト、コーション」(2007年)、そして、コミックヒーロー映画の「ハルク」(2003年)や、「グリーン・デスティニー」(2000年)といったアクション作品まで、多彩なジャンルの映画を巧みにまとめあげる台湾の名匠アン・リー監督が、迷匠M・ナイト・シャマラン監督に代わって、カナダの作家ヤン・マーテルの同名原作を映画化した異色のサバイバル・ムービー「パイの物語」の予告編を、製作・配給の20世紀FOXがリリースしたので、目を通しておいてください…!!
新人のスラージ・シャルマがタイトルロールの少年役に起用された「パイの物語」の原作となる邦訳本(竹書房)の紹介によれば…、
“1977年7月2日。インドのマドラスからカナダのモントリオールへと出航した日本の貨物船ツシマ丸は太平洋上で嵐に巻き込まれ、あえなく沈没した。たった一艘しかない救命ボートに乗り助かったのは、動物たちをつれカナダへ移住する途中だったインドの動物園経営者の息子パイ・パテル16歳。
ほかには後足を骨折したシマウマ、オラウータン、ハイエナ、そしてこの世で最も美しく危険な獣 ベンガルトラのリチャード・パーカーが一緒だった。広大な海洋にぽつりと浮かぶ命の舟。残されたのはわずかな非常食と水。こうして1人と4頭の凄絶なサバイバル漂流が始まった…。生き残るのは誰か?
そして待つ衝撃のラストシーン!!文学史上類を見ない出色の冒険小説。”
…とのことで、衝撃のラストシーンはもちろん、ネタバレなので書けませんが、冒頭のM・ナイト・シャマラン監督に代わって…がヒントとなるように、物語の出来事の実際は、けして見た目どおりではない…という、ドンデン返しに近いオチが待ち受けていることになります…!!
20世紀FOXが来春のオスカー狙いで、秋から始まる映画賞レースに送り込む異色のサバイバル・ムービー「パイの物語」は、11月21日から全米公開!!、出演者は、元祖スパイダーマンのトビー・マグワイアに、「アメイジング・スパイダーマン」(全米公開中)のイルファーン・カーン、フランスの名優ジェラール・ドパルデュー(「エディット・ピアフ」2007年)といった人たちです。
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