昨日(7月3日)、ポール・W・S・アンダーソン監督最新作の3Dアクション映画「三銃士」(10月14日)の新しい予告編をご覧いただいた記事でも記したように、アメリカでも数時間前に本日となった7月4日の月曜日は独立記念日の祝日につき、先週末から映画メディアもロング・ウィークエンドで、ほぼお休みとなっています。なので、やはり、先週の先月6月末にリリースされ、紹介していなかったロバート・ロドリゲス監督の人気ガキ映画シリーズの最新作「スパイキッズ 4：オール・ザ・タイム・イン・ザ・ワールド」の新しい予告編をお楽しみください…！！
この4D映画「スパイキッズ 4：オール・ザ・タイム・イン・ザ・ワールド」について、先々月5月末に初公開された第1弾の予告編を紹介した際、本作は、ウェス・クレイヴン監督の「スクリーム4」(2011年)の英語のタイトルを “SCRE4M” と書いていたディメンション・フィルムズ＝ワインスタインの作品なので、 “4D” はまた、シリーズ第4弾にこじつけた冗談だろう…と書きました。その時点では、CIAのみならず、欧米のほかの多くの映画メディアも、そのようにテキトーに解釈していたのですが、上 ↑ の新しい第2弾の予告編をご覧になれば、一目瞭然に理解されたように、ロバート・ロドリゲス監督の最新作は、“アロマ・スコープ” と銘打たれた、匂いつきの映画でした！！
映画館で入場の際に渡されるカードを手に、映画を観ながら、恐らくはスクリーンに表示されるのでは？！と想像する“3番をこすってください”といったメッセージにそって、カード上の匂いのついたスポットをスクラッチし、そこから漂う香りを嗅ぎながら観る“アロマ・スコープ”について、製作・配給のディメンション・フィルムズは、映画史上初の試みといった風に、プレスに伝えています。もしかすると、それを真に受けて記事にする一般メディアもあるのかもしれませんが、賢明な映画マニアのCIAリーダーのみなさんは、こうした匂いつきの映画は過去にもあったことはご存知でしょうし、カードをスクラッチして、匂いを嗅ぐ…という趣向は、すでに2003年公開のアニメ映画「ラグラッツのGOGOアドベンチャー」が、まったく同じことをしています…。
観客が3D映画を敬遠し、3D映画であることは今や、興行において、本来であれば得られるはずの収益すら取りこぼすことになりかねない不利な要素となっているので、ロバート・ロドリゲス監督とディメンション・フィルムズは、そのデメリットを挽回するために、匂いでひと工夫を凝らそう…と考えたのかもしれませんが、ま、本作のように、子どもだけを対象とした作品であれば、有効な手段なのかもしれませんね。
それにしても、予告編を観れば、メイソン・クック君が演じる新スパイキッズの少年セシル君が飛行機酔いして、ゲロをぶちまけているシーンがありますが、ロバート・ロドリゲス監督は、その匂いまで観客に嗅がせるつもりなんでしょうか？！、本性はグラインド家の同監督ですから、ゲロや、オナラの匂いとか、本当にやりかねなくて、怖いです！！
旧トリロジーの元祖スパイキッズ＝アレクサ・ヴェガとダリル・サバラが大人になってしまったので、世代交代の目的を含め、新展開がくり広げられる最新作の4Dアロマスコープ映画「スパイキッズ 4：オール・ザ・タイム・イン・ザ・ワールド」に主演し、ヤンママ・スパイとして子連れで活躍するのは、ロバート・ロドリゲス監督の前作「マチェーテ」(2010年)でも、コンビを組んだジェシカ・アルバ。時間を操る悪役は、テレビシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のジェレミー・ピヴェン、ロボットの犬の声をつとめているのは、リッキー・ジャーヴェイスおじさんです。本作は来月8月19日から全米公開！！、果たして、匂いつき映画はウケるのか？！、結果が楽しみですね！！
On the surface, Marissa Cortez Wilson (Jessica Alba) has it all…married to a famous spy hunting television reporter, a new baby and intelligent twin step kids. But in reality, trying to mother Rebecca (Rowan Blanchard) and Cecil (Mason Cook), who clearly don’t want her around, is her toughest challenge yet. Also, her husband, Wilbur (Joel McHale), wouldn’t know a spy if he lived with one which is exactly the case – Marissa’s a retired secret agent.
Marissa’s world is turned upside down when the maniacal Timekeeper (Jeremy Piven) threatens to take over the planet and she’s called back into action by the head of OSS, home of the greatest spies and where the now-defunct Spy Kids division was created. With Armageddon quickly approaching, Rebecca and Cecil are thrust into action when they learn their boring stepmom was once a top agent and now the world’s most competitive ten year olds are forced to put their bickering aside and rely on their wits. With a little help from a couple of very familiar Spy Kids, Carmen (Alexa Vega) and Juni Cortez (Daryl Sabara), and some mind-blowing gadgets, they just may be able to save the world and possibly bring their family together while they’re at it.
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