ボーボーと燃えているんだから、黒焦げになるのが当たり前だろー!!というわけで?!、新しいゴーストライダーはご覧のように本人もバイクも真っ黒の煤だらけになっています…!!
ニコラス・ケイジ主演で、マーベルのコミックヒーローを映画化し、2007年に封切られた同名映画の続編として企画されたのが、最終的には、ニコラス・ケイジ主演の点は変わらぬまでも、新たな視点からキャラクターを描き直したことで、前作とは、ほぼ無関係な単独の新しい映画に発展したらしい、言わば、シリーズをあらためて再スタートする格好の仕切り直しの最新作「ゴーストライダー: スピリット・オブ・ベンジェンス」が、写真を公式に初公開しました…!!
公式に…というのは、イギリスの映画マガジン エンパイアが誌面で初公開した写真をスキャンした、画質がイマイチのものが、今週初めからネットに出回っていたのですが、それのオリジナル版をエンパイアがオンラインにアップロードしてくれて、オフィシャル・リリースと相成ったものです。
ベン・アフレックを主役に起用し、同じくマーベルのコミックヒーローを映画化した「デアデビル」(2003年)のマーク・スティーヴン・ジョンソン監督が、卒なく無難にまとめたような内容だった前作とは異なり、新生「ゴーストライダー」のメガホン…というか、この人たちの場合は、小型のハンディカムを手に取った…という言い方が正しいのかもしれませんが、ジェイソン・ステイサム主演のクレイジー・アクション映画シリーズ「アドレナリン」で人気のマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーのコンビが監督だけに、かなりメチャクチャな描写が期待できる本作の内容は…、
東ヨーロッパを舞台に、自らにかけられた呪いの宿命に苦悩する主人公のゴーストライダーAKAジョニー・ブレイズが、キーラン・ハインズ(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」2007年)扮する悪魔と出会って、恐ろしいたくらみを知り、対決することに…!!といったようなストーリーと伝えられており、どうやら、ニック・ケイジは、父のキーラン・ハインズによって、不死身の肉体を乗っ取られようとする悪魔の子どもを救出することになるみたいです…!!
19歳の時に事故を起こして以来、もう二度と乗るまい…と思っていたバイクに再びまたがり、あろうことか、自分でアクション・スタントまで演じることを求められてしまったイドリス・エルバ(「ザ・ワイヤー」)のキャラクターは、戦う修道士のモローで、ニック・ケイジのゴーストライダーの相棒をつとめるそうです…!!
ゴーストライダーはヒーローではなく、あくまでもホラー・キャラクターである…という視点から、ネヴェルダインとテイラーの監督コンビが描き直した「ゴーストライダー: スピリット・オブ・ベンジェンス」は、来年2012年2月17日から全米3D公開!!、製作・配給は前作と同じソニー・ピクチャーズです。ちなみに、前作は約1億1,000万ドルもの製作費が投じられた大作でしたが、最新作の予算は、監督コンビの前作で、ジェラルド・バトラーが主演した「ゲーマー」(2009年)と同等だそうですから、最初の黒焦げにならず、キレイだったゴーストライダーの半分以下の5,000万ドル程度で安上がりに作られているようです。もし、この映画がおもしろかったら、同じダークヒーロー映画の大失敗作「ジョナ・ヘックス」(2010年)から、ネヴェルダインとテイラーを解雇したジョシュ・ブローリンは後悔することになりそうですね。
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