超ヘビー級のロボット・ボクサー同士が激闘をくり広げる!!、ヒュー・ジャックマン主演のディズニーの近未来SFボクシング映画の感動作「リアル・スティール」が写真を初公開!!
by
Billy
2010年6月16日水曜日
スピルバーグ監督とロバート・ゼメキス監督が共同でプロデュースしているロボット版の「ロッキー」です…!!、
ロボットですが、腕に“男子”と書いてあるので、性別は野郎です…!!
パラマウントから下山して、ディズニーに帰化し、夢と魔法の王国の民となったスティーヴン・スピルバーグ監督が、ディズニー傘下でプロデューサーとして最初に着手した近未来SFのロボット・アクション映画の感動作「リアル・スティール」の実写場面の撮影が、アメリカでは昨日となる14日にクランクインし、その現場の様子の写真を、USA Today が初公開してくれたので、ご覧ください…!!
大ヒット「ナイト・ミュージアム」シリーズのほか、最新作のコメディ映画「デートナイト」が全米で大ウケしているショーン・レヴィ監督が、ヒュー・ジャックマンAKAウルヴァリンを主演に迎えた「リアル・スティール」の舞台は、人間同士が殴りあうボクシングが野蛮として禁止され、重量900kgの超ヘビー級のロボット・ボクサーたちが代わりに試合を行うことになった近未来の2020年。ボクシングを続けることができなくなったヒュー・ジャックマン演じる元ボクサーの主人公チャーリー・ケントンは、スクラップのロボットを寄せ集め、小規模の興行を行うチンケなプロモーターとして糊口をしのいでいたが、離れ離れになっていた11歳の息子マックスと再会したことから、親子はチャンピオンになれる逸材のロッキー・ロボット?!を完成し、栄光の王座を目指して、泪橋を逆に渡る一発大逆転の勝負に挑む…ッ!!…といったような内容なのですが…、メチャクチャSFマニアのガチな人は、う~ん…、この近未来のロボット・ボクシングのお話は、どこかで見聞きした覚えがあるぞ…!!と思ったかもしれません。
と言うのも、それもそのはずで、この「リアル・スティール」は、ロッド・サーリングがホストをつとめた有名な「トワイライト・ゾーン」の1話として、リー・マーヴィンが主演し、1963年に放送された「スティール」が下敷きとなっています。
で、その「スティール」の脚本を書いたのは、「アイ・アム・レジェンド」(2007年)の原作者として知られる作家リチャード・マシスンで、そのリチャード・マシスンが考えたストーリーを元に、ターセム・シン監督の「ザ・フォール/落下の王国」(2006年)のシナリオを担当した脚本家ダン・ギルロイが執筆した草稿を、ドリームワークスが約85万ドルでお買い上げし、キアヌ・リーヴスとダイアン・レインが共演した少年野球映画「陽だまりのグラウンド」(2001年)や、ダコタ・ファニングの「夢駆ける馬ドリーマー」(2005年)、サミュエル・L・ジャクソンが高校バスケのコーチに扮した「コーチ・カーター」(2005年)など、スポーツをテーマに取り扱うことが得意な脚本家ジョン・ゲイティンズにリライトさせました。
USA Today のアンソニー・ブレズニカン記者の取材によれば、ロボットのボクシングをすべてCGで描いてしまっては迫力が出ない…!!というスピルバーグ監督のアドバイスにより、ショーン・レヴィ監督は、アニマトロニクスで実際に動く体長2.5メートルの実物大ロボットを19体も製作したそうで、主演のヒュー・ジャックマンは、巨体のロボット・ボクサーたちがノシノシと歩いて撮影現場のセットに入ってきたのを見て、思わず、アゴがはずれるかと心配になるほど、驚きで空いた口がふさがらなかったそうです…!!
そうしたロボット・ボクサーたちのファイト場面を監修しているアドバイザーは、世界王座5階級制覇を成し遂げたプロボクサーのシュガー・レイ・レナードで、撮影された素の映像と、それを元にモーションキャプチャで作られたCGのカットが合成でミックスされ、迫力ある超ヘビー級ロボットの激突が「リアル・スティール」では観られることになります。
ショーン・レヴィ監督(左)と打ち合わせるヒュー・ジャックマン。 |
この「リアル・スティール」で、ヒュー・ジャックマンの息子役マックスに抜擢されたのは、ウディ・ハレルソンが変なヒーローに扮したコメディ映画「ディフェンドー」(2009年/来月7月14日DVDリリース)に出演していたカナダ出身の子役ダコタ・ゴヨ君10歳。その他の共演者は、先ごろ、最終回を迎えてしまったテレビシリーズ「LOST」のケイトとして人気のエヴァンジェリン・リリー、「X-MEN/ウルヴァリン」(2009年)に引き続き、ヒュー・ジャックマンとの共演を果たしたブロブAKAケヴィン・デュランド、「ハート・ロッカー」(2008年)のアンソニー・マッキー、「シネクドキ・ニューヨーク」(2008年)のホープ・デイヴィスといった皆さんです。
スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスの2大巨匠がプロデューサーとして指揮をとり、「ナイト・ミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ監督がメガホンをとった、超ヘビー級ロボット対決のド迫力と、父と息子の絆が感動的に描かれるディズニー映画の最新作「リアル・スティール」は、来年2011年11月18日から全米公開の予定です…!!
とても楽しみな作品ですが、まだ1年以上も待たなければなりません…!!
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