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「ヘッド・オン」=“Head On”は、“真向かい”という意味です。地下鉄で真向かいの座席にたまたま乗り合わせた少年と少女の視線が出会い、ふと心が通う初恋の芽生えのような場面が描かれた、とっても愛らしい作品です…!!





スティーヴン・スピルバーグ監督が名誉教授に就任している南カリフォルニア大学のフィルムスクールの大学院で映画を学ぶマイケル・コーベルさんが発表したショートフィルムの「ヘッド・オン」です。
REDのデジタルシネマ・カメラで撮影し、Adobe の After Effects を使って、約10日間で完成させた本作を、マイケルさんが“スピルバーグ監督から依頼されて作った…ッ!!”と述べていることから、えぇ~ッ?!、ホントかよ~ッ??とネット上で物議をかもしています。マイケルさんはさらに、ビート・ボックスを効かせた音楽を選曲したのは、このスペシャル・プロジェクトをプロデュースしたスピルバーグ監督自身だとも語っているそうです。


それらの真偽は定かではなく、マイケルさんが勝手に言ってるだけのような感じが濃厚ですが、そうしたホラ吹き?!の話題を抜きにして、確実に目の前にある作品だけを観れば、その完成度は高く、極めて優れたショートフィルムであることだけは、間違いなく真実のようです。
誰もが、こうして電車で偶然、前に座った人に、あ、いい感じ…とトキメいた思いを味わったことはあるのではないでしょうか…、そのようなちょっと照れくさい甘酸っぱい気分を、少年と少女のイマジネーションに託して、アニメを上手に使い、マイケルさんは絶妙に描いてくれました。
この出来栄えならば、スピルバーグ監督も自分がプロデューサーだと言われて、怒らないはずです…!!



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