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2014年6月24日火曜日

Rambo:スタローン隊長のランボーの最後の戦場がメキシコに決定!!、ドイツの映画配給会社が、シリーズ最新作「ランボー5」の配給権取得を発表!!、コーエン兄弟監督のオスカー受賞作「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」のランボー版を目指すことになった!!


カナダの総合エンタメ企業 エンタテインメント・ワン傘下のテレビ番組製作プロダクション eOne TV が、映画シリーズを製作するヌー・イメージ/ミレニアムと共同で、テレビドラマ化を目指す運びになったことが、約1年前の昨2013年8月に発表されて以降、音沙汰のなかった「ランボー」ですが、もしかすると、そのテレビシリーズ「ランボー」は頓挫して、キャンセルになったのか…?!、スタローン隊長が引き続き、自ら当たり役に扮して、主演をつとめるシリーズ最新作「ランボー5」が、いずれ公開になることが発表されました…!!




ドイツの映画配給会社 スプレンディッド・フィルムが当然、ドイツ語で発表したアナウンスを、英語に翻訳してくれた ComingSoon によれば…、
“ シリーズ最新作「ランボー5」で、シルベスター・スタローンが、代名詞とも言える当たり役に扮し、帰ってくることになりました…!!、スタローンが自らシナリオを執筆した最新作は、メキシコのカルテルを相手に、ランボーが戦うもので、ランボー版の「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」のような作品と例えられています…!!、「エクスペンダブルズ」シリーズのプロデューサーでもあるアヴィ・ラーナーが、前作「ランボー4」(2008年)と同様に製作を手がけます。 ”
…とのことで、冒頭でふれたテレビシリーズとは別に、映画シリーズが独自の進展をする格好で、コーエン兄弟監督がアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」(2007年)みたいな最新作「ランボー5」が作られるのか…?!、それとも、テレビシリーズと何かの関連性があるのか…?!は、よくわかりませんが、スプレンディッド・フィルムが配給権取得の先行投資をしたということは、アヴィ・ラーナーが率いるヌー・イメージ/ミレニアムが「ランボー5」製作に向けて、資金集めの営業活動を行っているらしいことは、どうやら、ひとまず間違いはないのかもしれません。


また、メキシコのカルテル…と、つまりは、麻薬組織とランボーが戦う…!!というプロットは…、シリーズの前作「ランボー4」のあと、恐らくは自らの肉体の衰えを配慮して、VFXの力に頼ろうと悩んだすえか?!、シリーズのジャンルをSFホラーに切り替えて、ランボーが人狼のクリーチャーを退治する「ランボー5: ザ・サベージ・ハント」のプロジェクトを発表するや否や、ファンから猛反発を食らったスタローン隊長が、即座にそのアイディアを破棄し、「ランボー5」の内容を、“ 南米の麻薬カルテルによって、人身売買を目的に誘拐された女性たちを、ランボーが国境を越えて、救出に向かう…!! ” と訂正した経緯と相通じていることになります。


ただし、そのランボーが南米の麻薬カルテルと戦うというプロットは、今夏8月15日から完結編の第3弾が全米で封切られる男祭り映画「エクスペンダブルズ」(2010年)に、外面を変えて流用してしまったことから、スタローン隊長は、脚本家のショーン・フッド(「コナン・ザ・バーバリアン」2011年)を起用して、ひとつの小さな町を舞台にしたスリラー映画として、新たに「ランボー: ラスト・スタンド」の構想を練っていたはずなので、そのランボー版の「許されざる者」(1992年)になると伝えられたアイディアから、また南米が舞台の麻薬組織と戦うストーリーに舞い戻ったことになりますが、もしかすると、ランボー版「許されざる者」の「ランボー: ラスト・スタンド」の要素を盛り込んで、「ランボー5」のプロジェクトを見直した結果、ランボー版「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」といった方向性が見えてきたのかも…?!

いずれにしろ、最新作が「許されざる者」や、「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」に例えられるということは、「ランボー」シリーズの原点に戻って、スケールの大きなド派手のアクションよりは、物語の展開にサスペンス色を増したスリラー・タッチの方向性を、スタローン隊長は模索しているのかもしれませんね。さて、前述のように二転三転の紆余曲折を経てきた「ランボー5」は、ついに前進して、実現するのか?!、続報に期待をしておきましょう…!!

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