************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************

ポール・ウォーカー最期の作品「フューリアス7」が、
ワイルド・スピード史上どころか、ユニバーサル映画
史上でも最高の巨額、1億4千万ドル以上を稼いで、
映画興業史上の第9位に位置づける暴走デビュー ! !
「キャプテン・アメリカ2」を破って、4月公開映画史上
最高のオープニング・ヒットの新記録も達成した ! !
ヘレン・ミレンの「ウーマン・イン・ゴールド」と、ダコタ
姉ちゃんの「エフィ・グレイ」の実話映画2本が登場 ! !


*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST10にランクインした時点での値です。


第1位(初) 「フューリアス 7」(2億5,000万ドル)
       $143,623,000-(4,004館/$35,870)-$143,623,000

第2位以下は続きを読むの後です…!!



フューリアス 7テレビスポット



映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率 82 % に対し、観客の支持率は 90 %
レビューのとりまとめサイト Metacritic でのスコアは 67 /100ポイント

初日にいきなり、約6,730万ドルもの巨額を集め、初日の売上げ記録において歴代第10位となる爆発的なデビューを飾ったことをお伝えした昨日のレポートで期待された1億5,000万ドル台の数字こそ達成できませんでしたが、週末3日間のオープニング成績の記録で、「スパイダーマン3」(2007年)の約1億5,111万ドルに次ぐ、史上第9位の巨額=約1億4,362万ドルを、「フューリアス 7」が叩き出してしまいました…!!

このシリーズ第7弾が、どれだけ、えげつない大ヒットなのか?!、より実感できるように、下 ↓ にまとめたデータをご覧になると一目瞭然ですが、第1作めから第4作めまでの国内のトータルの売り上げを超えるか、匹敵するような金額を、いきなり稼いでしまっています…!!


ワイルド・スピードシリーズのヒットの足跡

①「ザ・ファスト&フューリアス」(2001年6月公開 / 製作費: 3,800万ドル) 
ストリート・レースのカー・アクションを主な売りに、ロブ・コーエン監督がシリーズを立ち上げた第1弾。

オープニング: 4,008万ドル(2,628館) 国内: 1億4,453万ドル 世界トータル: 2億728万ドル

➁「2 ファスト 2 フューリアス」(2003年6月公開 / 製作費: 7,600万ドル)
ヴィン・ディーゼルは出演せず、ポール・ウォーカーとタイリース・ギブソンのコンビが主演をつとめた続篇。 

オープニング: 5,047万ドル(3,408館) 国内: 1億2,715万ドル 世界トータル: 2億3,635万ドル

③「トーキョー・ドリフト」(2006年6月公開 / 製作費: 8,500万ドル)
東京を舞台に、ルーカス・ブラックが主演をつとめた番外編。ジャスティン・リン監督のシリーズ第1作め。

オープニング: 2,397万ドル(3,027館) 国内: 6,251万ドル 世界トータル: 1億5,846万ドル


④「ファスト&フューリアス」(2009年4月公開 / 製作費: 8,500万ドル) 
ヴィン・ディーゼルがシリーズに復帰し、ジャスティン・リン監督がクライム映画の要素を増して、本格アクション映画に再生する新たなスタートを切ったと言える作品。

オープニング: 7,095万ドル(3,461館) 国内: 1億5,506万ドル 世界トータル: 3億6,316万ドル

⑤「ファスト・ファイブ」(2011年4月公開 / 製作費: 1億2,500万ドル) 
ドウェイン・ジョンソンがシリーズに参戦して、よりパワーを増し、現在のシリーズの形が出来たと言える作品。

オープニング: 8,619万ドル(3,644館) 国内: 2億983万ドル 世界トータル: 6億2,613万ドル

⑥「ファスト&フューリアス 6」(2013年5月公開 / 製作費: 1億6,000万ドル)

オープニング: 9,737万ドル(3,658館) 国内: 2億3,867万ドル 世界トータル: 7億8,867万ドル

さらに加えて、この週末に同時に封切られた世界の約63の地域でも軒並み、大ヒットを記録した「フューリアス 7」は、その海外で売り上げた約2億4,040万ドルを足した総額が早くも、約3億8,402万ドルにまで達していることから、シリーズ史上初めて、全世界でのトータルの興業成績が10億ドルを超える超メガヒットに発展する可能性が見えてきました…!!

メイン・キャストのポール・ウォーカーが撮影途中に不幸な事故で亡くなり、製作の一時中止や、ブライアンの抜けた穴を埋めて、どうにかして映画を完成するため、故ポールの兄弟に代役をつとめてもらったり、過去の作品の映像を加工して、合成するといった複雑な作業のすえ、製作費の面でもシリーズ最高額にまで昇りつめてしまった巨額の約2億5000万ドルは、無事に回収できそうなばかりか、利益を弾き出せそうなので、この超メガヒットは故人に対して、はなむけの本当によい結果だったと思います…!!


ジェイソン・ステイサムが演じるシリーズ史上最強の悪役デッカード・ショウを紹介したプロモ・ビデオ ! !




ヴィン・ディーゼル VS.ジェイソン・ステイサムの一騎打ちに到る本編シーン ! !







《 POINT 》 一般にオープニング成績の約3倍前後が、その映画の最終的な興行成績になる可能性が高い。興行成績の概ね半分が
映画館の取り分となる。よって、オープニング成績から試算したトータルの売り上げを2分の1にして、製作費と比較すれば、その映画の興行的成功の度合いをおおまかに測ることができる。








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