グリム童話の「髪長姫」に、「ロビン・フッド」を足した古典的なフェアリーテイルですが、お姫さまを現代的におてんばに描いたので、予告編の音楽にはP!NKを使ってみました…！！と、作り手たちの考えを、ディズニーのパブリシストの代わりに、ぼくが代弁してみますが、その説明でまちがいないか？！、あなたの眼で予告編をご確認ください！！





手描きアニメに近い質感の絵画的なCGを開発する実験作として、ディズニーが取り組み、CGの国際会議であるシーグラフ(SIGGRAP)で、2005年にテスト映像が発表されて以来、期待されていた「ラプンツェル」あらため、「タングルド」が初公開した予告編です…！！
厳密には、今年2010年2月末に、ココでとても短い予告編を紹介したので、上 ↑ の予告編は第2弾？！ということになるのかもしれませんが、以前の予告編は、「ラプンツェル」とも、「タングルド」とも、題名が一切つけられていませんでしたから、「タングルド」として正式に予告編がリリースされたのは、これが最初ということになります。

動物アニメ「ボルト」(2008年)の大ヒットでデビューを飾ったバイロン・ハワード監督と、その「ボルト」の番外編「スーパー・ライノ」(2009年)で監督デビューを果たしたネイサン・グレノ監督の「ボルト」コンビが、「リトル・マーメイド」(1989年)のキャラクターをデザインしたアニメーター、グレン・キーンからメガホンを引き継いで完成させた、この3Dアニメ「タングルド」は、グリム童話の「髪長姫」を下敷きにしたもので、幼い頃に魔女にさらわれ、18年間も塔に囚われ続けた結果、髪が21.3メートルも伸びてしまったヒロインのラプンツェルが、魔女の塔に逃げ込んできた、けして悪漢ではない盗賊のフリン・ライダーと出逢って、恋に落ち、フリンを追って、初めて下界の外の世界に飛び出したラプンツェルは、ユーモアと思いやり、そして、たくさんの髪の毛に満ち満ちた大冒険を経験して、自分の高貴な出生の真実を知ることになります…！！


その長すぎる髪の不思議な力で、人を癒すことができるヒロインのラプンツェルの声を担当しているのは、青春ラブストーリー「ウォーク・トゥ・リメンバー」(2002年)に主演した歌手のマンディ・ムーア。
愉快な盗賊フリンの声は、「アルビン/歌うシマリス3兄弟 2」(2009年)のザカリー・レヴィAKAチャックです。





「ラプンツェル」という、プリンセスの名前をズバリと示したタイトルでは、ちょっと女の子向けアニメとしてのイメージが強くなり、ロビン・フッドのような盗賊のフリン・ライダーの印象が薄れて、男の子たちが“女のアニメなんか観てらんねぇよ…ッ！！”と興味を失ってしまうので、ジェンダーを感じさせない「タングルド」に題名が変更されたディズニーアニメの記念すべき第50作は、11月12日に大都市で限定公開の後、24日から全米で拡大公開の予定です！！
つまり、お子さんが男の子でも女の子でも、感謝祭(11月25日)に家族で観る映画はこれですよ！！、わかりましたね？！と、ディズニーの考えてることを、またパブリシストの代わりに伝えておきます！！


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