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ロバート・ダウニー・Jr.主演の「アイアンマン」シリーズの第1弾(2008年)と第2弾(2010年)のメガホンを連続して取ったジョン・ファヴロー監督も、自ら運転手のハッピー・ホーガン役で出演していたように、そもそもは芸人のコメディアンですから、ディズニー・マーベルがお笑いの才能を起用するのは特に珍しくはないことになりますが、しかし、ニュージーランドの先住民族のマオリの血を受け継ぎ、いわゆるマイノリティに属する非白人の監督が、シネマティック・ユニバースの大作を任されるのは、これが初めて!!という見方をすると、人種の壁を破った画期的な人材起用となります…!!



クリス・ヘムズワース雷神トムさんのロキの義兄弟の愛憎関係を軸に据えて、物語が展開している「ソー」シリーズの第3弾「ラグナロク」のメガホンをとる監督としては、第1弾(2011年)を手がけたケネス・ブラナー監督が復帰を希望の立候補もしていましたが、ニュージーランド出身のお笑い芸人にして、映画監督という多彩な才能の持ち主のタイカ・ワイティティが抜擢され、交渉の席に着いたことを、The Wrap の映画ジャーナリスト、ジェフ・スナイダーがスッパ抜きました…!!

コミックヒーロー映画のジャンルにおいては、ライバルのワーナー・DCの失敗作「グリーン・ランタン」(2011年)に出演した実績のあるタイカ・ワイティティという意外な人物が起用されたことについて、ジェフに負けじと13分遅れでレポートをアップしてみせた Heat Vision の映画ジャーナリスト、ボリス・キットによれば…、


「ゾンビランド」(2009年)のルーベン・フライシャー監督、「ドッジボール」(2004年)のローソン・マーシャル・サーバー監督、そして、オデイア・ラッシュちゃん最新作のジュブナイル・ホラー「グースバンプス」が、再来週末の10月16日から全米公開のロブ・レターマン監督らが最終候補にあげられていたそうですが、そうしたハリウッド映画で実績のある監督たちを退けて、見事にタイカ・ワイティティが選ばれたそうです…!!

これまでに映画監督として、地元ニュージーランドで、ロマコメ「イーグルVSシャーク」(2007年)、ジュブナイル・コメディ「ボーイ」(2010年)、自らメイン・キャストの吸血鬼を演じたモッキュメンタリー・ホラーのコメディ「ホワット・ウィ・ドゥ・イン・ザ・シャドウズ」(2014年)を発表したほか、HBOのコメディ・シリーズ「フライト・オブ・ザ・コンコルズ」などを手がけたタイカ・ワイティティにとって、アクション満載のコミックヒーロー映画のブロックバスター作品を任されるのは、まったく初めてだけに、やや不安が感じられなくもありませんが、インディーズ映画の小品「セーフティー・ノット・ギャランティード」(2012年)から、いきなり、大作の「ジュラシック・ワールド」を手がけ、この夏に特大ヒットをモノにしたコリン・トレボロウ監督の前例もあるだけに、けして、失敗するとは言えませんし、タイカ・ワイティティが別のディズニー作品「モアナ」(2016年11月23日全米公開)の脚本を担当していることを踏まえると、そのアニメ映画での仕事ぶりが認められ、充分に吟味を重ねられた結果なのかな…?!と憶測することもできそうです…!!

いずれにしろ、メガホンをとる監督が決まったことで、これから来年2016年中のクランクインに向けて、製作準備が加速していくはずの「ソー: ラグナロク」の続報をお楽しみに…!!、なお、「ザ・ホビット」をテーマにしたニュージーランド航空の機内安全ビデオのメガホンをとりつつ、ガンダルフの役を演じていたのも、タイカ・ワイティティでしたね!!

雷神クリス・ヘムズワースロキのトムさん、戦う女神シフのジェイミー・アレクサンダーらは当然、出演決定に決まっているシリーズ第3弾「ソー: ラグナロク」は、再来年2017年11月3日全米公開の予定です…!!







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