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ジョー・ライト監督の「プライドと偏見」(2005年)では、キーラ・ナイトレイが演じたエリザベス・ベネット役を、リジーのニックネームで演じるリリー・ジェームズは、これまでに、これほど変わった主人公に出くわしたことはなかったそうですが…、
“ 彼女こそは最もタフで、容赦ないゾンビ・スレイヤーなのよ…!! ”
…とのことですから、世界各国で今春に大ヒットを果したディズニー映画「シンデレラ」の素敵なガラスの靴のヒロインとは打って変わり、かなり過激な大暴れをしてくれるようですね…!!





イギリスを代表する女流文学者のジェーン・オースティンが、18世紀末に執筆し、1813年に発表した代表作「高慢と偏見」を、セス・グレアム=スミスがゾンビ化して、2009年に発表した同名のパロディ小説を映画化した「高慢と偏見とゾンビ」が、来週木曜日の7月9日開幕のサンディエゴ・コミック・コンに乗り込むのに先駆けて、エンタテインメント・ウィークリーを通じて披露してくれた新しい写真です…!!

そもそもは、ナタリー・ポートマンが仕掛け人として、自分が主演するためにプロジェクトを立ち上げ、デヴィッド・O・ラッセル監督(「アメリカン・ハッスル」2013年)がメガホンをとるはずだったのが、企画開発が難航したおかげで、脚本家のマイク・ホワイト(「スクール・オブ・ロック」2003年)、クレイグ・ギレスピー監督(「フライトナイト」2011年)らにメガホンがリレーされた挙げ句、主演女優も言いだしっぺのナタリー・ポートマンから、スカーレット・ジョハンソン、アン・ハサウェイ、ミア・ヴァシコウスカ、ブレイク・ライヴリー、エマ・ストーン、リリー・コリンズ…と、目まぐるしく移り変わっていった「高慢と偏見とゾンビ」の映画化を、ついに成し遂げたバー・スティアーズ監督(「17 アゲイン」2009年)によれば…、
“ この映画の特徴となる最も大きなきらめきは、特にきらめかないってことなんだ。 ”
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…とのことで、その言葉だけを聞けば、やっぱり、セス・グレアム=スミス著の原作を映画化した「エイブラハム・リンカーン: ヴァンパイア・ハンター」(2012年)と同じく、パッとしない映画かよ?!と、即座にツッコミが入りそうですが…、

“ 本来とは異なる世界観に置き換えられた「高慢と偏見」を、役者たちがみんな、クソ真面目に演じているんだよ。 ”
…だそうで、そのようにクソ真面目に演じた結果、言わば無理矢理の強引なミスマッチで、「高慢と偏見」をゾンビ化した映画は…、
“ まったくシラジラしい、取ってつけたようなものじゃないんだ!! ”
…とのことで、ジェーン・オースティンの名作文学の登場人物の5人姉妹たちが、ゾンビと戦うパロディの要素を、さも面白おかしく、これ見よがしに強調して描けば、そのミスマッチが浮きあがってしまい、わざとらしい映画になってしまいかねないので、そうした微妙なバランスに配慮した…という意味で、あえて、特にきらめかないようですね…!!

しかし、だからと言って、見せ場を欠いてしまうのかと言うと、そうではなくて…、

“ 編み物や、刺繍をするのではなくて、武器の手入れをするのよ…!! ”
…と、冒頭のリジーが語ってくれていますから、どうやら、シンデレラはゾンビをぶち殺すのが、実は性に合っていて、楽しかったのかもしれません…?!

そんなリリー・ジェームズと一緒に、「高慢と偏見」のベネット家の5人姉妹を演じたのは、ベラ・ヒースコート、スキ・ウォーターハウス、ミリー・ブレイディ、エリー・バンバー。その他の共演者として、リリー・ジェームズの私生活での恋人のマット・スミスをはじめ、レナ・ヘディ、チャールズ・ダンス、ダグラス・ブース、ジャック・ヒューストン、サム・ライリーらが登場する「高慢と偏見とゾンビ」は、来春2016年2月5日から全米公開!!、さて、バー・スティアーズ監督は、サンディエゴ・コミック・コンでは、何を披露してくれるのか…?!、ジェーン・オースティンがビックリするような場面が観られることに期待しておきましょう…!!







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