この映画の製作ニュースを、今年2010年2月にお知らせた際、ロサンゼルス・タイムズの記者スティーヴン・ゼイトチックの“ダークで、デンジャラスで、ロマンチックな、まさに「トワイライト」のファンに訴えかける映画”という文章を引用し、第2の「トワイライト」と形容しましたが、そのことを覚えているCIAリーダーの方はきっと、初公開の予告編をご覧になられたら、そのまんまやんけ！！と言うにちがいないのでは…？！、それでは、「トワイライト・サーガ」(2008年)を立ち上げて、大ヒットさせたのに、製作スタジオのサミットにクビにされたキャサリン・ハードウィック監督が、エロカワ女優のアマンダ・セーフリードを主演に起用して作った、新しい「トワイライト」？！の予告編をご覧ください…！！








今週末11月19日(金)に世界で公開されるシリーズ最新作「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」の冒頭に、ワーナー・ブラザースがアタッチする、アマンダ・セーフリード最新主演作「レッド・ライディング・フード」の予告編です…！！

恐ろしい孤児の少女のチャイルド・ホラー映画「エスター」(2009年)の脚本家デヴィッド・レスリー・ジョンソンが、誰でも知ってる「赤ずきんちゃん」のグリム童話を、どうやら、かねてから言われていたように「トワイライト」に忠実に？！アダプテーションしたらしい、中世が舞台の本作の内容は、先週末の土曜日(11月13日)に、エンタテインメント・ウィークリーが初公開した映画の写真を紹介した際にも記しましたが…、

アマンダ・マンマ・ミーア・セーフリードが演じるヒロインの赤ずきんちゃんヴァレリーが、よそ者で孤児の木こりのピーター(シャイロー・フェルナンデス)と愛しあっているのに、親が裕福な鍛冶屋の息子のヘンリー(マックス・アイアンズ)を結婚相手に決めたため、恋人同士は愛の逃避行の駆け落ちを計画しますが、折りしも、過去にヴァレリーの姉を殺害した恐ろしい狼男が再び出現！！といった事態から、ゲイリー・オールドマン演じる狼男ハンターの牧師ソロモンが村に招かれ、ソロモンがふだんは人間の姿の狼男が、村人の中に紛れ込んでいるに違いない！！と言ったことで波乱が巻き起こる…！！といった物語です。


そうした、誰が狼男なのか？！といったミステリーとホラーの主題はおもしろそうなのですが、予告編を観るかぎりでは、「トワイライト」とまったく同じ三角関係の恋愛の方が強調されているようですし、所々にクールなヴィジュアルが観られなくはないものの、先週の水曜日(11月10日)にご覧いただいた、ミア・アリス・イン・ワンダーランド・ヴァシコウスカの文芸恋愛映画「ジェーン・エア」(2011年3月11日全米公開)の予告編と比較すると、絶対にモンスターは出てこない「ジェーン・エア」の方が、明らかにゴシック・ホラー映画に観えていました…。



よって、言われがないとされる人格問題を中傷され、「トワイライト・サーガ」から追い出されたキャサリン・ハードウィック監督が、「トワイライト」を超える作品でリベンジをはかるのか？！とも思われた「レッド・ライディング・フード」ですが、ひとまず単にセルフ・リメイク？！の「トワイライト」の亜流のような作品に観えてしまっているように窺えます。
果たして、CIAリーダーのみなさんも、冒頭のように、第2の「トワイライト」という言い方は、そのまんまやんけ！！と思われたでしょうか…？！

「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」かと思いました…。

それでもまぁ、アマンダ・セーフリードが主演なんだから、「トワイライト」と違って、こちらの映画は観たい野郎も多いかもしれない「レッド・ライディング・フード」は、前述のようにワーナー・ブラザースの作品として、来年2011年3月11日から全米公開です！！、ということは、ホラーじゃないのにホラー映画に見える「ジェーン・エア」と同日公開ですから、アマンダ・セーフリードVSミア・ヴァシコウスカの女同士がお客さんを奪い合う興行対決ですね！！

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