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ピーター・ジャクソン監督が製作総指揮をつとめたSFモッキュメンタリー・アクションの大ヒット作「ディストリクト9」(2009年)で、俳優として主人公のヴィカスを演じ、カメラの前に立つだけでなく、その後ろでニール・ブロムカンプ監督と一緒に映画作りに携わっていたインディーズのフィルムメイカー、シャルト・コプリーの本格的な監督デビュー作となるSFスリラーの長編映画「スプーン」の予告編をご覧ください…!!





カナダのカルト映画サイト twitch のトッド・ブラウンが紹介してくれた、SFスリラー「スプーン」の予告編です…!!
「ディストクリト9」で一躍、俳優として成功し、メイン・キャストのひとりをつとめた最新作のリメイク映画「特攻野郎Aチーム」が、アメリカで来週末の6月11日から全米公開されるシャルト・コプリーが、本来のフィルムメイカーとして映画監督デビューを飾る本作のプロットは…“強いストレスを感じると、一時期に意識が飛んでしまう病状のダニエル・スプーンは、自分自身について驚くべき発見をすることになる…”という謎めいたもので、タイトルの主人公を演じているのは、イギリスのテレビ俳優ダーレン・ボイドです。
予告編の中で、拘束衣に自由を奪われながら、カメラに向かって、息子よ、死ぬ勇気を持てるか…?!と不敵に語りかけているルトガー・ハウアーは、ダニエルの父ヴィクターとのことです。
ストーリーの内容はまったく憶測がつかないのですが、意識を失い…という設定は、アシュトン・カッチャーが主演した映画のうちで、最も必見のタイムトラベル・スリラー「バタフライ・エフェクト」 (2004年)や、拘束衣=ジャケットのイメージから、エイドリアン・ブロディとキーラ・ナイトレイが共演し、007/ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグが脇役として、素晴らしい演技を披露した、やはり、タイムトラベル・スリラーのカルト映画「ジャケット」(2006年)を連想させる感じですね。
シャルト・コプリーは、「ディストクリト9」の元になったオリジナルの短編映画「アライヴ・イン・ヨハネスブルグ」(2005年)を、ニール・ブロムカンプ監督と完成させた頃から、この「スプーン」に着手していたようで、その「アライヴ・イン・ヨハネスブルグ」にプロデューサーとして参加し、「ディストリクト9」の一部を監督したVFXスーパーバイザーのサイモン・ハンセンが共同で、この「スプーン」の監督をつとめています。


で、そのコツコツと作ってきた監督デビュー作の「スプーン」がようやく完成に近づいたことで、予告編のお披露目となったようですが、南アフリカ映画の本作の配給など、公開の見込みはまだ未定だそうです。
しかし、「ディストクリト9」のヴィカスが監督し、ルトガー・ハウアーの出演しているSFスリラー映画を観たくないジャンル映画マニアなんて、いるはずがありません…!!
「特攻野郎Aチーム」のプロモーションで、シャルト・コプリーは、これからメディアに登場する機会が増えるでしょうから、ついでに、この「スプーン」もぜひ、アピールしたいところですね…!!
インディーズの映画監督シャルト・コプリーの俳優としての最新作「特攻野郎Aチーム」は、日本では8月20日(金)から公開の予定です…!!



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