昨日、サム・ライミ監督が正式にメガホンをとることになった…！！とお伝えした、「オズの魔法使い」のプリクエール(前日譚)となるディズニーの3Dファンタジー大作「オズ・ザ・グレート・アンド・パワフル」のほかに、ユニバーサル映画は「オズの魔法使い」の魔女たちを主人公にした人気ミュージカル「ウィキッド」の映画化を進めていますし、ワーナー・ブラザースは、ドリュー・バリモアが監督するかもしれない、現代のニューヨークで、ドロシーのひいひい孫娘が、ばあちゃんから受け継いだ魔法の靴で魔女と戦う「オズの魔法使い」の続編となる「サレンダー・ドロシー」に加えて、「スポーン」のトッド・マクファーレンのアイディアを、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005年)の脚本家ジョシュ・オルソンがまとめた、ダークでエロい新解釈の「オズの魔法使い」に、シリーズ最終章「シュレック4」の脚本家ダレン・レムケによる「オズの魔法使い」と、計3本の異なる「オズの魔法使い」プロジェクトを社内で競わせています。
さらに、サマータイム・エンタテインメントという製作会社が、テレビシリーズ「Glee」のレイチェルとして人気のミュージカル女優リア・ミシェルをドロシーの声に起用するミュージカル・アニメの「オズの魔法使い」を作っています。
と、以上のように、これまで知られているだけでも、ザッと計6本の「オズの魔法使い」を題材にした映画が予定されているわけですが、さらにもう1本！！、7本めの「オズの魔法使い」が出現しました…！！




インディペンデント映画の専門誌 Film Threat を、1980年代に創刊したことで有名な映画解説者のクリス・ゴアが YouTube で発見し、教えてくれた、7本めの「オズの魔法使い」のリメイク映画「OZ」の予告編です…！！
この今まで知られることがなかった「OZ」を作っているのは…、「庭から昇ったロケット雲」(2007年)や、「ザ・スメル・オブ・サクセス」(2009年)といったビリー・ボブ・ソーントンとのコンビ作で有名な双子のポーリッシュ兄弟です。
一見して思わず、「ナルニア国物語」かと思った…！！と言われそうなイメージの予告編ですが、角を曲がるにあたって、最初に少女を行かせ、安全を確認してから、自分は姿を現すあたり、ライオンは「ナルニア国物語」の勇敢なライオンのアスランとは正反対な“臆病なライオン”さんのようで、少女はもちろん、ドロシーでしょう…！！


しかし、俳優で脚本家のマークと、監督をつとめるマイケルのポーリッシュ兄弟による、この「OZ」については、どうやら、来年2011年に公開されるらしい？！というだけで、いったい、どういう映画なのか？！、詳細は一切不明です。
上 ↑ の動画にしても、謎の製作スタジオが意図して公開したものなのか？！、それとも、本当は予告編ではなく、企画の売り込みに使われるサンプルのテスト映像が流出したものなのか？！も、実のところ、わかりません…。
よって、この映画の情報を、これまで全くつかめてこれなかった各映画メディアは、この「OZ」がどこから出現したのか？！、そのルーツを探ろうと大慌てで消息をあたっているようなので、追って、続報を待つことにしましょう。
CIAリーダーのみなさんは、この突然、ふってわいた「オズの魔法使い」のリメイク映画「OZ」の予告編を観て、どのような感想を持たれたでしょう…？！

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